ヨハンナ比較文化研究所は海外の良質なドキュメンタリー映画を翻訳紹介しています |
DVD 発売中 ルーツ・ベッカーマン監督作品 戦争の彼方 Jenseits des Krieges |
戦争の彼方
レアル国際ドキュメンタリー映画祭特別審 査員賞・図書 館賞,
Vue sur les Docsドキュメンタリー映画祭出品, ウィーン映画祭ウィーン映画賞, ドイツ研究協会委員会賞
2010年に川崎市で自主上映され、大反響をよんだ幻のドキュメンタリー。 人間は戦時にあって、各々の置かれた過酷な状況にどう対処し、戦後はそのいまわしい記憶とどうやって道義的折り合いをつけ てい くのだろうか。1995年、ウィーンで「絶滅戦争:ドイツ国防軍の犯罪」という写真展が開催された。ユダヤ系オースト リア人の監督は会場にカメラを持ち込み、市民を対象に徹底的なインタヴューを行なう。そして、過去にはオーストリア兵と して加害者になることを余儀なくされた老人たちが内面を吐露し始める。恐ろしい時代を生き延びた人々の心の悲鳴が静かに 聞こえてくるドキュメンタリーの秀作である。 |
DVD 発売中 ルーツ・ベッカーマン監督作品 ウィーンへの帰還 Wien Retour |
ウィーンへの帰還
戦間期ウィーンを生きぬいたユダヤ人少年の記録
1909年生まれのユダヤ人少年フランツは、一家とともにドイツからウィーンへと移り住み、のびのびと成長する。学業に恋にと いそがしい日々をすごすのだが、時代は確実にファシズムへと向かっていた。 オース卜リア併合にともなって激しさを増すユダヤ人迫害、そして社会主義運動の高揚と挫折を、聡明なユダヤ人少年の眼をとおして描くドキュメンタリーの秀作。 1983年オーストリア映画・カラー(部分モノクロ) 89分・ ドイツ語・日本語字幕付 ¥1,650円 (税込み) (2010年日本初上映) |
DVD発売中 シュテファン・ローロフ監督作品 赤いオーケストラ Die Rote Kapelle |
赤いオーケストラ
ヒトラーに抵抗した最大のレジスタンスグループ、「赤いオーケストラ」。検挙者数は100名にものぼり、その多くが拷問を受け処刑された。なぜこれほどのレジスタンスが今
日まで闇に葬られてきたのだろうか。
ファシズムの時代には真摯な抵抗運動のために迫害され、戦後は冷戦のために名誉回復がな されなかったレジスタンスの真相にせまる息もつかせぬドキュメンタリー。監督は作中に登場する弾圧を生き延びたピアニストの息子。 2004年作品・カラー 80分
, ドイツ語・日本語字幕付¥1,650円(税込み) (2014 年日本初上映) |
DVD 発売中 パブロ・ナヴァレテ監督作品 革命の内側:ベネズエラ 心の旅路 Inside the Revolution: A Journey into the Heart of Venezuera |
革命の内側:ベネズエラ 心の旅路 ベネズエラは米国が「裏庭」というとても失礼な呼び方で介入し続け、それに負けなかった国。
そのおかげで被った人的・経済的被害は大きい。
自らのルーツを南米に持ちながら英国在住のパブロ・ナヴァレテ監督は、2008年ベネズエラの首都カラカスにカメラを持ち込んで取材、市井の人々や内外の学識者へのイン タビューをとおしてチャベス政権の目指した理想と現実との乖離を検証し、南米諸国の未来像を模索する。 また、これまでなかなか報道されてこなかった寡頭支配層とメディアとの癒着やブッ シュ政権の対応、反政府クーデターの背景についても当時の証言と映像で紹介、美しいカメラワークで当時のチャベス政権の光と影を 映し出す。 2009年英国作品
カラー 65分, 英語・スペイン語、日本語字幕付, ¥1,650 (税込み)
(2015年日本初上映)
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監督: アリス・ハチステファーノ『デトクラシー あるいは債務主義』(DEBTOCRACY:2011年ギリシア作品)
ギリシア債務危機の原因を解明し、解決策を模索する力強いドキュメンタリーに、日本語字幕を作成しました。以下でご鑑賞ください。(16:9、
HD、カラー、1時間14分、日本語字幕付、画面右下の□マークで大画面になります。)
映画の少し詳しい解説はこちら→ ヨハンナ比較文化研究所ブログ なお、元のギリシア語作品は、以下に著作権フリーで公開されています。 https://www.dailymotion.com/video/xik4kh |
日本語版企画制作:ヨハンナ比較文化研究所 |